本当に小さなこと

志村工業が採用するのはTIG(ティグ)溶接。
各種溶接方法の中では最も高品質な溶接結果が得られる
タングステンの電極を使用し、
母材と電極の間にアーク(火花)を発生させる溶接方法
作業中に火花が出ないので、
溶接部分を細かく見ながら作業ができる。

神は細部に宿る

不必要な程に美しく

みんなが言った。
「マフラーはどうせ見えないんだから半自動溶接すればいいだろう。」
作業効率を考えればその通りかもしれない。
会社としてもその判断をするべきかもしれない。
でも、志村工業のワンオフマフラーは美しくありたい。
余計な装飾や溶接痕は美しくない。
見えないところでも、真剣勝負でマフラーと向き合いたい。
引き算の美学。

TIG(ティグ)溶接はアルゴンガスを使用するため、風の影響を受けやすい。また、溶接速度が遅く、大量生産には向かないといったデメリットがある。そして、ガスが高価なこと、溶接速度が遅くなることにより、さらにコストがかかる。なにより、仕上がりがビルダーの熟練度に左右されやすい。しかし、その代わりに耐腐食性や靭性に優れ、強度を高める事が可能で、溶接の品質が良く、溶接部の仕上がりがきれいという特徴がある。だからこそ、自信を持って志村工業はTIG溶接にこだわっている。

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